セルフ・カウンセリングは書くカウンセリングです。まず、クライ
アントとして、自分の気持ちを言葉で充分に表現し、次いで、カウン
セラーとして、自分の気持ちを理解し受けとめていきます。自分で自
分の気持ちに気づくことができると、心に余裕が生まれ、ふしぎと、
相手のことも相手の立場に立って考えられるようになります。
お互いの気持ちを大切にする姿勢は、コミュニケーションの基本で
す。また、書いては読み返していく作業は、言葉を選びながら考えて
いく作業でもあります。ですから、学び続けると、自然に、コミュニ
ケーション能力や表現力が育っていきます。教室に来れば、講師や仲
間と、共に学ぶ仲間として交流をはかることもできますので、通信講
座で学んでいる方も、ぜひ各地のスクーリング・センターをのぞいて
みてください。